『甲州、天保期の異常気象が作った郷校 松聲堂』
小野 捷夫
江戸後期、西野村(現南アルプス市)に幕府直轄の教育機関である郷校「松聲堂」が設立された。
乏水地帯の貧しい村に天保の飢饉が起こり村人は疲弊していく。
長百姓たちは自らの財産をも失いながらも子どもたちのために郷校建設に動いた。
発展の礎が教育であることを現在に伝えてくれる。
ISBN978-4-910674-12-4
C0095 ¥1800E
定価:1980円(本体1800円+税)
お知らせ
『山梨の古城』
岩本 誠城
朝日新聞山梨版に2011年4月から2013年9月にわたって連載された「城の歴史散歩」全100回を収録。
歴史ロマンに満ちた興亡はもとより、個々の城の構造や特長を日本城郭史学会会員の著者ならではの観点で解説している。
城跡に残る土塁や空堀・堀切など、先人が築き上げた普請を想像しながらめぐるのが、城跡歩きの最大の魅力。
また山梨には四方を囲む素晴らしい山々の景色があり、山城歩きの楽しみを増幅させてくれる。
現地の地図や写真もふんだんに掲載されており、ハイキングをする方にもおすすめである。
『ドキュメント 富士山の御師 三浦吉郷の生涯―将軍家御祈願所御師の誇りと悲哀―付中村星湖『少年行』モデル考』
中村章彦 四六版並製本
三浦家は徳川四代将軍家綱と深いつながりをもって富士山の麓、川口で御師を務めた。
だが、当主吉郷は幕末という時代に翻弄されていく。
三浦家のその後は作家中村星湖が「少年行」に描いたと著者は推察する。
三浦家に残る古文書を読み解いたドキュメント。
定価 1,980円(税込)
ISBN978-4-910674-04-9